私の作る発酵肥料の中にも籾殻くん炭を入れていますが、
このくん炭ってどんな働きをするのでしょう。
私は、この炭を庭に撒いています。
薪ストーブからも炭はでますし、庭の木の剪定枝を燃やした後にも炭は出来ますし、
米ぬかで発酵させた生ゴミや落ち葉と共に土作りに役立てています。
炭はいいらしい・・・
これは前からもうわさにありましたよね。
体によいから床下に置くとか、湿気や臭いを取るから効果があるとか・・さて?他には?
植物にとっての効果とは?
炭は微生物のすみかになるようなんです。私は、自分の庭を米ぬかなどを使って善玉菌を増やして土を良くする事に努めていますが、この善玉菌・・つまり土を豊かにしてくれる微生物のすみかになって微生物を増やしてくれると言うことなんです。
ですから、私は、バラを鉢植えにする時も自家製堆肥と共にこのくん炭も混ぜ込んでいます。
バラの鉢植えの土は、赤玉の小粒、自家製堆肥、くん炭をブレンドします。
後は芽だしの時と花芽が膨らんできたら、発酵肥料を施すようにしています。
くん炭というのはモミガラをいぶして炭にしたものです。
園芸店にも売られていますが、私は八ヶ岳に行った時に、直売所で売られているものを買います。だんぜんお得だと思います。
それを直接庭に撒くこともあります。
「現代農業」の愛読者である夫も力説の炭パワーです。
ちょっと写真集の所をめくるだけでこんなことが書いてあります。
炭のおかげでぶどうも野菜も味がよくなった・・
炭でマルチすることで作物の生長がよくなり、土が肥沃になる。
炭によって水分が保たれ、浄化してくれる。
寒い時は地温を高め、暑い時は下げてくれる。
微生物の格好のすみかになり、炭を入れ続けることで細根が増える。
などなど・・・
燃やした木々はすべて灰にするのではなく(草木灰も役立ちます)
炭にするように夫から指令が出ているのですが・・・
この本は読めば読むほど面白い、実践してみたくなる本です。
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