食用バラ栽培の横田さんを訪問

前々からお邪魔したかった横田園芸さんに伺うことがやっと出来ました。横田園芸さんは、平塚の我が家からかなり近いところにハウスを持っていらっしゃいます。

無農薬でバラを育てていらっしゃって、食用バラとして販売されています。

同じく無農薬・化学肥料を施さないでバラ栽培をしているものにとってとても興味深い園芸農家さんです。

少し高台の広い温室でバラを栽培されてました。

バラの下にはシロツメ草がありました。ピーマンとの相性がよいということでバラの列とピーマンの列が交互に栽培されてました。

試行錯誤の末に今のところこのやり方に落ち着いているそうです。

 

特に肥料はほとんど施していないということですが、緑肥やワラを施してそうです。そして時にヌカをプラスだそうです。無農薬栽培で有名な木村さんのりんごの栽培方法が究極目指すところだそうです。

他には化学農薬ではない由来のものは与えていらっしゃるようです。

私の庭では、冬場に完熟した堆肥(落ち葉や残さい・生ゴミなどをヌカで発酵させたものを庭に入れます。買うものと言えば一応米ぬか発酵肥料をバラにあたえていますので、油粕、骨粉、くん炭などに限られます。横田さんはさらに究極的に特に肥料は施していないそうです。温室のために雨には当たらないので黒点病にはならないそうです。小さめのバラにはなるそうですが、葉が豊かに茂っていました。

究極は、何も施さなくても生活から出てくるものだけでもバラを育てることが出来るわけです。ただある程度の花を咲かせたいということであれば必要になると言うことでしょう。

横田さんや私の庭のように循環型栽培にすると、あまりお金もかかりません。それでいてバラ栽培は出来るのです。