ベルギーブリュージュのフラワーショーⅠ

フランススタイルのフラワーアレンジメント教室に通って早くも三年になろうとしていますが、ドュプロマコースも終えて研究科でレッスンを続けています。先生からベルギーのフラワーショーのお話しを受けてご同行させていただくことにしました。

ご同行の皆さんはほとんど各校の講師の方たちで私は言わば異色の存在ではありますが、お花の仲間ということで皆さんに大変よくしていただいて楽しくも勉強になる研修旅行になりました。

フラワーショーの場所はブルージュ、首都のブリュッセルから北西、電車で一時間ほど行ったベルギー屈指の水の都と言われている街です。

二度目の訪問になりますが、今度はゆっくりと2泊の滞在です。

お昼頃着いて午後は早速会場に向かいました。場所は中庭から聖母教会を望むことの出来る元病院の街の施設のようです。

中庭を囲んで部屋があります。その部屋や廊下にアレンジメントが展示されました。

ベルギー、フランス、ドイツなどのフラワーデザイナーやフローリストが数多く参加されたました。

私はドイツ人フラワーデザイナーのデモンストレーションとワークショップにも参加しました。

テーマは白鳥(鳥)と言うことです。鳥をイメージした作品が並びました。2日間、日本とフランスの講師の皆さんの作品作りのお手伝いをさせていただきました。2日目も12時間にも及ぶ作業でしたが、アレンジメントに対する皆さんの情熱に触れて楽しく作業が出来ました。

教室の先生方の作品とフランス国立園芸協会会員の皆さんの作品の一部です。

日本のエコールドゥブッケフランセの先生方の作品はとても繊細でエレガンだと思いました。あらためて日本人の手先の器用さがもたらす繊細な面と根気強さはすばらしいと思いました。

中庭の入り口では二人の男性フローリストが作品を製作されてました。お花はクリスマスローズです。暗くなるとライトアップもされて背景の聖母教会とのコラボは美しかったです。

載せきれないほど多くの作品に出会いました。どれも大作でヨーロッパのフラワーデザイナーやフローリストの皆さんの情熱に触れました。続く