おかげさまで無事に作品展を終了いたしました。
県立花菜ガーデンのギャラリーにて
11月19日(月)午後から25日(日)までの一週間、
アトリエ ロスマリヌスの生徒&講師のドライ・プリザーブドフラワーアレンジメント作品の展示・販売を致しました。
途中天候が生憎の日もありましたが、ほぼ述べ1000人を越える方がギャラリーを訪れてくださいました。
本当にありがとうございました。お礼申し上げます。
お教室を始めて10年程で初めての展示会でしたが、
生徒さんと共に力を合わせて開催させていただきました。
作品展が始まるに連れて一人でも多くの方に見ていただきたいという思いが湧いてきました。
なるべく楽しい展示になるように工夫したつもりです。
ドライフラワーという性質上、短期間での準備と制作でしたが、
何とか100点ほどを展示することが出来ました。
そして、皆さんからも思わずこちらも笑みになるようなご感想をいただけて大変うれしく、またこれからの励みになりました。
暮らしの中にうるおいをもたらすお花のアレンジメントを生徒さんと共に楽しんでいける教室でありたいと願っています。
まず初めに私が取り上げたいアレンジメントはこれです。
「花のヤドリギ」というタイトルがついています。
これは、私が八ヶ岳の林や森で見たヤドリギがヒントになっています。
八ヶ岳を散歩しているとヤドリギを見つけることがあります。
枯れ葉がすっかり落ちてしまった木々にヤドリギを発見するとその丸い姿にかわいらしさを感じます。
そこで私がイメージしたのがお花のヤドリギです。
いつもなら普通にトピアリーを作るのですが・・・
森の中のお花のトピアリーを作りたかったのです。
生徒さんに連作をしてほしかったことにはもう一つ訳があります。
昨年の震災に伴って広大な土地が放射能で汚染されてしまいました。林や森も汚染されてしまって・・・その植物やそこに棲みついている生き物たちはどうなってしまったのでしょう。
農家の方たちの土地は勿論のことです。
安心・安全な自然豊かな田畑や山に戻るにはあと何年必要なのでしょうか?
山が汚れれば海も汚れます。
自然豊かな多くの生き物が棲む元の美しい山になってほしい・・・そんな願いがありました。
平塚の庭にあるヒメシャラの枝がちょうど林のようになりました。
クリスマスも近いのでドイツの木のオーナメントなどがぶら下がっています。
とても可愛いアレンジメントが並びました。
生徒さんの連作です。
さて次に気に入っているアレンジメントは八ヶ岳の庭にあった植物をドライにしてアレンジした作品です。
夏から咲いていたお花を少しずつ摘んでドライにしておきました。
訪れた時にドライにしただけなのであまりいい具合に出来ているとはいえないものもありますが・・・
右の方にあるホウズキは元々庭の隅に自生している植物です。
そして野ばらの実も・・・
そして大きなバラの実はフランシス・E・レスターの実です。標高1100mの八ヶ岳の庭は実がきれいに色づきます。
バラは今年で(2014年)80種類ほどになりました。化学農薬を使わずに育てています。
作品展をご覧になった方たちが一番目を引いたのがこちらのボックスアレンジメントのようです。
確かに大作ですから、目を引くのは当然と思います。
多くの方がご覧になることは少ない大きなお花を使っています。オーストラリアのプロティアという種類の植物です。リュウカデンドロンも使っています。
会場の作品を一部ご紹介します。